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【実例写真】消毒用アルコールジェルを車内で放置すると発火&爆発するってホント?理由と注意点を解説

車の中で消毒用アルコールを放置すると爆発するってウワサだけどほんと?

コロナウイルス対策の消毒用アルコールジェル、便利だからって車中に放置していますか?

SNSのTwitter(ツイッター)でこんな投稿を見かけました。

車の中に除菌用アルコールジェルを設置してたんだけど、車内が70℃超えると引火する恐れがあるって妻に教えてもらったので撤去した。この時期余裕で70℃いくわ。今年は特にアルコール除菌剤とか車に設置しがちだし、多くの人に高温時の危険性を知っておいてもらいたい。

@nakagita

車内が70度を超えると引火する??

それって本当なのでしょうか?

なんだかちょっと嘘っぽいような気もします・・・。

が、確かにアルコールは着火しやすい成分ですし、もしも万が一、車の中で爆発したら命に関わる大問題!

真偽のほどを確かめてみました。

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結論:アルコールは車内の温度が上昇するだけでは自然発火しない

水などの液体に比べると、アルコールという成分が燃えやすいのは事実です。

ここでは、市販されているアルコールジェル(エタノール)について解説していきます。

結論として、アルコールジェル(エタノール)の発火点(着火する温度)は70度よりもっともっと高い温度なので、自然発生的に発火することは少ないのです。

だからといって安心はできません。

様々な条件下ではじゅうぶん発火・爆発するリスクはあります。

アルコールが引火・発火する温度とは

アルコールという成分は、引火しやすいという性質があるのは、みなさんご存知ですよね。

ここでおさらい。

引火とは:可燃性の物が、他の火・熱によって燃え出すこと

発火とは:火を発すること。燃え出すこと

お料理で「フランペ」といってラム酒などをフライパンに振りかけて炎を出すことができるのも、この引火しやすい性質のため。

アルコールの性質・特徴
引火する温度:13度(~20度台)
発火する温度:400度

上越地域消防事務組合が行った実験によると、

60%アルコールの消毒液は26℃程度で引火

70%アルコールの消毒液は24℃程度で引火

80%アルコールの消毒液は22.5℃程度で引火

上越地域消防事務組合

市販されている消毒用アルコールジェルでも引火する物質があれば、じゅうぶん火災や爆発のリスクはあるということですね。

車内にアルコール容器を放置すると引火の恐れがあるのは正しいです。ただこちらのツイートは、引火点、発火点、沸点の3種類を混同しているようです。エタノールの引火点は約13度です、ご注意ください。(詳しくは危険物取扱者の教本などをご確認ください)

@seruna
https://twitter.com/7_rate/status/1295663330682474496

多分引火と発火を混同してる。 アルコールの引火点は13度前後なので大体いつでも引火する。 一方発火点は300度超なので車内に放置してても火種がなければ火は点きません。 まぁすごい速度で蒸発して勿体ないから車内に置いておかないというのは同意

@らて

危険物取扱者の免状をお持ちの方や、アルコール成分に詳しい方々からは多数ツッコミが入っていました。

でもやっぱり怖いですよね。

【実例写真もある】アルコールジェルを置いて発火した画像

実際に車の中でアルコールジェルを放置して、爆発してしまった画像があります。

被害例は日本ではなく、海外のニュースで放送されていたもの。

それがこちら↓。

下のYouTubeがニュースの動画です。

なお、管理人は疑い深いので、この件を取り扱っている「CBS NEWS」というニュース番組がフェイクニュース番組なのでは?と疑念が湧いたのですが、ウィキペディアによると

CBSニュースは東京放送ホールディングス(TBSHD)と独占包括業務提携を結んでおり、

CBSニュース – Wikipedia

とあるように、日本のTBSと業務提携をしているまっとうなニュース制作子会社のようです。

ということで、様々な条件が重なると、車のなかでアルコールジェルを使用すると爆発したり発火する可能性はあるということ・・・!

車の中でアルコールジェルを使用する際の注意点は4つ!

消毒用アルコールジェルをマイカーの中で使用する際の注意点です。

  • アルコールジェルを手に塗ったらしっかり乾燥
  • 使用前後は換気をする
  • 火のそばで使わない
  • 直射日光が当たらない涼しい場所で保管する

アルコール成分は引火しやすいことと、すぐ揮発するので、蒸発したアルコール成分が空気中に漂流していることが特徴です。

まず引火させないためにも、手にアルコールジェルが残らないよう、しっかりすり込んで乾燥させます。

そして空気中に蒸発したアルコール成分を逃してあげるために風通しをよくして換気をします。

ライターやマッチなど、火を使うときは特に注意しましょう!

手が炎に包まれてしまうかも・・・

車内でアルコールジェルを保管するならどこ?

まず避けるべきは直射日光が当たる場所です。変質してしまいますし、揮発してしまう可能性も。

なるべく涼しい冷暗所で保管するのがベストなので、可能であれば車のなかに放置するのは避けましょう。

ほかに気をつけておくことは?

日常動作のなかで特に危険な行動は

  • 車内でアルコールジェルで除菌後、換気せずにタバコに火をつける
  • キッチンでアルコールジェルで除菌後、換気せずに料理をする
  • 室内でアルコールジェルで除菌後、換気せずにストーブをつける

引火しやすい行動とアルコールジェルの時間を近づけないのがベストですね。

心配であれば換気を頻繁にすることと、時間を置くことがおすすめ。

万が一、引火した場合は水をかければ大丈夫。

暑い夏の車内では消毒用アルコールジェルの置く場所や置き方に注意しないと危険ですね。

何事も備えあれば憂いなし!

車でお出かけの際は気をつけましょう。

参考サイト:一般社団法人アルコール協会NHKニュース上越地域消防事務組合

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