「何歳からお手伝いって出来るの?」
「1歳でお手伝いできるって聞いたけど、何から始めればいいの?」
「そもそも1歳の赤ちゃんにお手伝いなんてできるの??」
赤ちゃんがやっと1歳になったら、まずはひと安心ですよね!
私も2児の母ですが、1歳を過ぎたら何だかホッと肩の荷が下りましたよ~。
1歳になると、赤ちゃん時代よりも出来ることがどんどん増えてきます。
そのタイミングを逃さずに、ママが楽になるお手伝いを少しずつ取り入れていくのがおすすめです!
え?1歳なのにお手伝い??思われた方。
余裕で出来ますよ!
私はかつて不定期でベビーシッターをしていたのでよく分かります。(今は1才児が家にいるのでお休みしています)
まず、盛大に褒めたたえること!これがポイント。
1歳の子供はママの言うことを素直に聞いてくれる時期です♪
これが幼稚園生や小学生になると、ママの言うことなんて聞いてくれなくなってきますからね笑。
1歳の子でもカンタンにできるお手伝いを取り入れて、子供とのコミュニケーションをとっていきましょう♪
1歳の子供にお手伝いをさせる効果・メリット
まずお手伝いをすると、こんなに良いことがあります!
ママがラクになる!

まず、ママが圧倒的に楽になります!
だって家事のお手伝いをしてくれるんですもの♪
どんな風にラクになるかというと・・・
ママが日々がんばっている家事をアシスタントとして手伝ってくれます。
そして大きくなってからの自立が早いです。
もちろん、子供もロボットではないので笑、気分が乗らなかったり、言うことを聞いてくれない時もたくさんありますよ。
でも1歳という小さい頃からお手伝いをする機会があれば、大きくなってから教える必要がありません。
自然に色々なことができるようになっているので、1ヶ月後、半年後、1年後、2年後と、ほんとーにラクになりますよ!
え?今すぐラクにならないの?と思われましたか?笑。
待ってください、他にもお手伝いのメリットはたくさんあるんですよ~!
時間がなくてもプラスの言葉がけができる

特に共働きの友人が悩んでいたことが、そもそも子供と触れ合う時間自体が少ないこと。
赤ちゃん(子供)ともっと遊んであげたいけど、でも家事もしないと日々の生活が回らない・・・。
そんな時にこそ、お手伝いが効果を発揮します。
家事をしながら赤ちゃんと接する機会を増やせますからね♪
共働きママは時間が無いですから、効率良く家事をやろう!と、大人だけで頑張ってスピーディーに家事をこなしてしまいがち。
ですがここは踏ん張って、子供とゆっくり一緒に家事をやってみてほしいのです。
子供にお手伝いをしてもらうと、自然と「褒める」ことが増えます。
お手伝いをすると赤ちゃんも褒められるので、子どもの自己効力感がアップし、子供の自信がついてきます。
かたや、ママが効率よく家事をこなし、お手伝いをする機会を奪われ、イタズラすると常に怒られてしまう赤ちゃんと、
多少おうちが散らかっていても、毎日ほんの小さなことでも褒められている赤ちゃんと、
どちらが幸せでしょうか。
お手伝いをすると褒められるので、子供にとっても楽しい時間となります。
赤ちゃんはママの殺気を察知しますから笑、なるべく心のゆとりを持てる週末や、お休みの日にトライするのがベストです。
発達・知育に良い影響あり

赤ちゃんがひとりで遊んでくれていたら正直、ラクですよね~。
ついラクだからといってテレビなどをずっと見せていると・・・どうなるでしょうか?
生身の人間が赤ちゃんにコミュニケーションを取ってあげたり、一緒に遊んであげたりして子供に働きかけないと、子どもの脳への刺激が十分ではなくなり、言語の遅れや知能の低下を招くことが分かっています。
お手伝いなら、赤ちゃんと触れる機会になりますから、
「赤ちゃんとどうやって遊んでいいか分からない」
「仕事が忙しくて子供と接する時間がない」
という方にこそ本当におすすめなのです。
子どもの発達度合いが分かる
お手伝いという「タスク」を通して、年齢相応の発達レベルや、子供自身の成長度合いをママ自身が確認する機会になります。
まだ1歳だと、発達障害や、自閉症・ADHDなどの心配なんて、今からしたくないですよね。
でもこうした病気も、発見が早ければ早いほど、お子さんの早期自立につながるんです。
日本には、発達に問題のある子供のケアをできる施設は各地にありますが、やはり早く予約された方が優先なので、ちょっとでも発見が遅れるとそのあいだ何も出来ずにただ時間だけが過ぎてしまうことに。
発見が遅れてしまうと、その子の個性に合った対処が出来ず、将来的に社会にうまく適応できないという可能性も。
そのチェック機能としても、お手伝いはとても役に立つものです。
一歳でどんな手伝いができるの?
キッチンでできるお手伝い
配膳をお手伝いしてもらう(0歳~)
まずは、お箸やスプーンなどのカトラリーを入れる箱を用意しましょう。
鉢形でも、100円均一のものでも構いません。
この中に、その日に使うお箸やスプーンなどのカトラリーをあらかじめ入れておきます。
そして赤ちゃんにカトラリーを出してもらうだけ!
え?手間がかかるって?笑
あらかじめママが用意するのが面倒であれば、場所は取りますが、
- スプーンだけのケース
- フォークだけのケース
と分けておくのもアリです。
赤ちゃんに人数分出してもらったら、ママが机にキレイに並べるだけ。
ひと手間が増えますが、赤ちゃんは「掴んで出す」だけなのでお手伝い入門にはうってつけです。
そのうち「フォーク」「ナイフ」などの言葉を教えたり、「かず(数)」のお勉強にも使えるお手伝いです。
食洗機からスプーンやフォークを取ってもらう(立てるようになったら:1歳~】
食洗機(食器洗浄機)はありますか?
もし備え付け(ビルトイン)の食洗機があれば、赤ちゃんが立った姿勢でカンタンに手が届きますよね。
なので、洗い上がったスプーンやフォークなどのカトラリーを取ってもらいましょう。
立てるようになった1歳のお子さんなら、喜んで一本ずつ食洗機から取りたがるのではないでしょうか?
きっとスプーンなどを舐めたがるので、そこだけ注意です笑。
ママにフォークやスプーンを渡してくれたら、そのたびに盛大に褒めて受け取るようにしましょう。
卓上の食洗機の場合は、硬い椅子や、踏み台の上に乗せてあげて、赤ちゃんがバランスを崩して落下しないように見張りながらお手伝いしてもらうと良いですよ♪
テーブルを拭いてもらう(1歳3ヶ月頃~)
食後すぐ、まだ口の周りやテーブルが汚れている時に、小さな濡れたハンドタオルか、絞ったガーゼを赤ちゃんに渡してあげてみてください。
最初はただ不思議そうに見て、ポイと下に投げてしまうかもしれません。
が、ママが赤ちゃんのお口の周りを拭いてあげたり、机を拭く動作を見ていたら、赤ちゃんもいずれ真似したくなるはず。
真似して拭き始めたら、大げさに「エライね!」と褒めてあげましょう。
もちろん全部きれいに拭き上げられないのが当たり前。
成果主義は1歳の赤ちゃんにはハードル高すぎるので笑、赤ちゃんが拭こうとし始めたら、
その行動自体を褒めてあげてください。
食器を運んでもらう(1歳半頃~)
落としても割れないもの限定で、食器を運んでもらいましょう。
まずはキレイな食器を棚に入れるところからですね。
コップや自分のお皿を、子供が自分で片付けられるような戸棚があると便利です。
自分の身の回りのことを子供自身でさせるのは、Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾスや、google共同創立者セルゲイ・ブリンやラリー・ペイジも受けた「モンテッソーリ教育」でも推奨されていること。
今後しっかりしたお子さんに育てたいなら、キッチンかダイニングに子どもの手が届く戸棚は、小さくてもいいので一つあると重宝しますよ。
玉ねぎの皮むき(1歳半頃~)
玉ねぎの皮むきにもできるんですよ!
まずはママがお手本を見せてあげてくださいね。
玉ねぎの皮むきなんて、ママがやるときは基本、無表情だと思いますが笑、
ポイントは楽しそうにすること!
「ピリピリ〜ペリペリ〜」と擬音語を声に出して、一緒に玉ねぎの下準備をしてみてください。
すると、きっと楽しそうに取り組んでくれるはず。
玉ねぎをボールだと勘違いする赤ちゃんはポイッと投げてしまいますが、そんなときは動じずに粛々と拾いましょう笑。
なお、1歳半を過ぎても、まだ何でも口に入れる時期。
もし外側の皮に土が付いていたらあらかじめ剥がしておき、土のついている根っこも切り落としておくと安心。
切るのが面倒くさければ、洗剤をつけて洗っておけば完璧です。
買った物を袋から出してもらう(1歳~)
スーパーなど、買い物から帰ってきた後、いちいち物を出すのも面倒くさいですよね笑。
そんなとき、ビニール袋やお買い物袋から買ってきた物を出す作業は、ぜひ子供にやってもらいましょう♪
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
【注意すべきもの】
- 重過ぎるもの
- 小さすぎるもの
- 落とすと割れるもの
- 先がとんがっているもの(鉛筆やお箸のようなもの)
- 土が付いていたり、化学薬品がついているもの
[/st-mybox]
ただし、上記の【注意すべきもの】に該当するものは、落とすと赤ちゃんが怪我をする可能性があったり、万が一口に入れてしまったときに危険です。
あらかじめ危なそうなものは取り除いておいてくださいね。
洗面所でできるお手伝い
洗い上がった洗濯物の取り込み(歩けるようになったら:1歳3ヶ月~)
洗濯物が洗い上がったら、子供と一緒に洗濯物を運びましょう。
洗濯機のドアは赤ちゃんの手が届く位置にありますか?
我が家は床に置いてあるドラム式なので、ドアが子供でも届く位置にあります。
もし高い場所でないと洗濯物を取り込めなければ、まずママが洗い上がった洗濯物を回収し、子供に一つずつ渡してあげてください。
そして洗濯物干しまで運んでもらいましょう。
一番低い段なら、洗濯物を置くぐらい歩ける赤ちゃんならできますよ!
子供がキレイに干すのは1歳ではむずかしいので、あとでこっそり直しましょう笑。
ママがまずお手本を見せてあげて、赤ちゃんも真似し始めたら、これまた盛大に手をたたいて「よくできたね」と言って褒めてあげると喜びます。
リビングルームでできるお手伝い
クイックルワイパーを一緒にする(歩けるようになったら:1歳3ヶ月~)
フローリングならクイックルワイパーで床掃除しますよね。
歩けるようになった赤ちゃんなら、クイックルワイパーを持ってくると興味をもって一緒にやりたがります。
その時は「あっちに行ってて」など邪険に扱わず、一緒にお掃除しましょう♪
時間はかかりますが、ゆっくり床掃除できるので、いつもなら目につかない汚れも発見できるかも?
コロコロを一緒にやる
絨毯のおうちならコロコロを2つ買ってきましょう!
赤ちゃんが使う分と、自分用です。
そしてコロコロで遊ぶような感じで一緒にお掃除するだけ。
ママと一緒だと喜んでお掃除してくれますよ。
おもちゃのお片付け
レゴ社が出しているデュプロや、積み木などのおもちゃはお持ちですか?
1歳の子供が口に入れても安全な大きさになっているので、うちの1歳児も毎日使っています♪
レゴデュプロと積み木は、3歳や4歳近くなっても使えるのでかなりおすすめなんですが、お片付けにも向いているんです。
なぜなら、赤ちゃんの手でも掴みやすい大きさだから。
絵本だと大きすぎて、はじめのうちはうまく持てないので、まずは子供が片手で持てるものからスタートしましょう。
お片付けする時には、おもちゃ整理箱を用意して、ポンポン投げ入れるようにすると1歳の子は喜んでやってくれるはずです。
子供が3歳くらいまで大きくなるとなかなかお片付けしてくれなくなりますが笑、小さい時からお片づけをする習慣をつけておくとホント、後が楽になりますよ。
まとめ
一歳の子供でもできる10のお手伝いをご紹介しました。
どれか一つでも、取り入れられそうなお手伝いはありましたか?
1歳の赤ちゃんができるお手伝いの動作
- 出す
- 置く
- 引っ張る
- 落とす
- 真似をする
1歳の赤ちゃんは上記の5つの作業が大好き!
他にもできそうな家事があったら、是非お子さんと一緒にやってみてくださいね!
もちろん一度指示したからといって、1歳児なので、すぐに出来るようにはなりません。
ママも忍耐が必要です!
毎日、毎週、毎月少しずつで良いので、赤ちゃんにお手伝いしてもらえることを増やしていって、ママがちょっとずつ楽になるように仕向けましょう♪
ママも我慢比べだと思って、小さなことを褒めてあげながら、長い目でお手伝いを続けていきましょうね。
コメント