秋になったら子どもたちが気になるのがお月見ですよね。
子供たちが喜ぶお月見レシピと、十五夜うんちくをご紹介しますね!
2020年の十五夜はいつ?
2019年は10月1日(木)が十五夜のお月見です。
そもそも十五夜ってなにするの?
十五夜の月見は、その名のごとく、満月を愛でるのです!
お月見のことを、観月(かんげつ)とも言うそう。
十五夜のお月見は、別名「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼びますね。
秋の真ん中に出る満月だからだそうです。
英語では、この時期の満月のことを
「Harvest Moon(ハーヴェスト・ムーン)」
「Hunter’s moon(ハンター・ムーン)」
と言うそうです。
【お月見のお供え・行事食】十五夜の食べものは何?
十五夜にはおなじみのお供えと行事食があります。
芒すすきの穂
神様を呼ぶ依り代(よりしろ)として、すすきが用いられています。
依り代というのは、精霊がよりつく場所やモノのこと。
『もののけ姫』にも見られるような、日本独自の神の考え方ですよね。
なお、本当はお米の「稲穂」が依り代として最適なんですが、この時期はまだ収穫されていないため、似ている形のすすきになったとのこと。
すすきはお米がたくさん実る稲穂に似ていて、縁起が良さそうということですね!
また、魔除けとしての用途もあったとか。
月見だんご
白くて丸い形が満月に似ているので、団子を作ります。
十五夜には15個の団子を食べるので、足りないことが無いように!
並べ方にも決まりがあるんです、一段目は3×3の9個を置いてピラミッド型に積み上げます。
里芋(さといも)料理
お米が主食になる前は、芋が主食でした。
その里芋の収穫を祝うためにお供えしていたという風習が今でも続いていて、「芋名月」ともいいます。
「中秋の名月」「芋名月」など、色んな呼び方があったんですね~!
料理はシンプルに里芋煮や、里芋の小芋を皮付きのまま茹でたり、蒸して食べる「きぬかつぎ」が有名です。
では早速、お月見の日にカンタンに作れそうなメニューをご紹介しますね!
子供や家族にも受けが良さそうな「お月見献立メニューレシピ」をどうぞ。
【デザート・おやつ】月見団子のレシピ
みたらしダレのお月見だんご
白玉粉と上新粉を買っておけば、あとはまとめて茹でるだけ!
3歳以降の子なら一緒にお手伝いしてもらえるレシピです。
キッチンが汚れるから「子供に粉を手で触ってほしくない」という場合は
ポリ袋に粉や水を入れてモミモミさせると便利ですよ。
タレは中から!ふわふわ豆腐白玉お団子

お月見の日だけでなく、普段のおやつにもしたいヘルシーなお団子。
ダイエット中のママや、肥満が気になる子供や旦那さんにぴったりですね。
みたらしのタレが中から出てくるので、おもてなしにもGOOD。
里芋のレシピ<おつまみ・箸休め編>
【関東】簡単!きぬかつぎの黒ごま味噌添え

関東では十五夜に「きぬかつぎ」を作るのが風習なんですって。
旬の里芋をたくさん買っておけば、作り置きにもできるレシピです!
なんだか日本酒に合いそうですね笑。
【関東】簡単!きぬかつぎピーナッツチーズ味噌ソース

こちらも晩酌に合いそうなメニューですね~笑。
チーズやピーナッツが入るので、アレルギーさえなければ子供も大好物のメニュー。
きぬかつぎ自体は、ただ蒸すだけなので手間いらず。
なのに華やかで、季節を取り入れた旬のメニューになりますね。
里芋のレシピ<おかず編>
【関西】里芋の煮っころがし
お弁当にもぴったりの煮っころがし。
まずは定番を作ってあげたいですよね。
旬の里芋は栄養価もたっぷりなので、つい箸が進んでしまいますよ。
男性&子供に人気!煮っころがしフライ
煮っころがしをフライに!
フライドポテトが人気なのだから、これも美味しくないわけが無い。
熱いうちに頂きましょう。
揚げ物好きに!里芋のダシ煮揚げ
甘い味が苦手な方は、出汁の味を揚げてみましょう。
これは冷めても美味しいです。
すぐになくなる!里芋の竜田揚げ
竜田揚げって子供から老人まで好きですよね。
一旦漬け込むから、味が染みて美味しい。
どんどん売れてしまうおかずです。
里芋のレシピ<メイン・おかず編>
ごはんに合う!里芋と豚肉の味噌煮
里芋とタンパク質の豚肉が入る煮物。
こんにゃくも入るのでヘルシーだし、カサも増します。
これとご飯があれば夕飯一品できますね。
【山形】ごはんがすすむ具だくさんのいも煮汁

山形の十五夜行事食は、牛肉を使った芋煮。
どうやら「きぬかつぎ」は都市部周辺のみで、
東北方面は芋煮にするのが習わしなんだとか。
【宮城】豚肉と里芋の芋煮

ちょっと豚汁風の宮城の芋煮。
野菜がたっぷりはいるので、健康的なメインのおかずになりますね。
【秋田】芋のこ汁
秋田県の十五夜は、根菜や山の幸がたっぷり入った「芋のこ汁」。
東北地方は汁物を食べるのは寒いからでしょうか。
東北地方に住んでいなくても寒い季節には作ってみたいレシピですね。
里芋と鶏の塩麴煮
リーズナブルな鶏肉と里芋を合わせた煮物。
塩麹を使うので、肉は柔らかく、味が染みてごはんに合います。
まとめ
お月さまを子供とのんびり眺める・・・
夜って夕飯・お風呂・寝かしつけに忙しくて、
わざわざそんな時間を取ることって、なかなかありませんよね。
でもお月見の夜くらいは、就寝が少し遅れても気にしない!
親子の時間を楽しみましょう♪
お月見が今のように一般的になったのは江戸時代前記からだそうです。
「名月を 取ってくれろと 泣く子かな」
小林一茶
うちの子供は「だんご」を取ってくれと言いそう笑
江戸時代の人々も月を見ながらどんなことを考えていたのでしょう、ロマンを感じますね!
▼お月見団子の材料を用意しておこう!
富澤商店の「だんごの粉」なら、混ぜるだけでモチモチのみたらし団子が作れますよ♪
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